文章の書き方
本日は休みだったので、朝から図書館に行ってきました。
今までまともな文章といえば、卒業論文くらいしか書いたことがない僕。
ブログは人様に見てもらうし、文章の書き方を勉強したほうがいいよなーと思いながら、本を物色していました。
そうしたら、見つけましたよ。今の僕にぴったりの本。
この本では、生活をしていく中で誰もが書くであろう文章。作文や、報告書、日記からブログまで共通して言える、「文章の書き方のコツ」が80項目にまとめられています。
昔から国語は得意だったので、何気なく今まで書いていた文章。しかし、この本を読んで「なるほど!」と感じたことがあったのでご紹介したいと思います。
※文章に慣れ親しんでいる方にとっては当たり前のことだと思うので、あくまで文章初心者の方に向けた内容です。
文章を書くための6つの基本
1. 文は短く - できるだけ短く、歯切れよく言い切る -
長文はダラダラした印象を与え、間違いの元になります。
短ければ短いほど分かりやすく、 理解しやすい文章となるのです。
長くなりそうなら句点「。」を打って区切り、スッキリと仕分けすることが重要です。
2. 一点に集中して - 1つの文には、1つのことで良い -
多数の事柄を1つの文に入れると読み手が混乱してしまい、意味が伝わりにくくなります。
「基本的に参考書などの勉強に使う本を読むとき以外は、男女性別問わず多くの人々は、特にブログや日記のような文章であれば、しっかりと理解しようと構えて読むわけではありません」
そのため、上記のような文章では無駄が多く、読みづらくなります。
欲張らずに焦点を絞った文章を書くことが重要です。
書かなくても意味が通じる言葉は、極力削るようにしましょう。
3. 誰が読んでも同じ意味に - 1つの解釈しかできない文にする -
「ひろしは魚をくわえながら逃げる猫を追いかけた」
この文章は、
「ひろしは、魚をくわえながら逃げる猫を追いかけた」とも
「ひろしは魚をくわえながら、逃げる猫を追いかけた」とも取れます。
誰もが同じ解釈をできるように、正しく読点「、」を使うことが重要です。
しかし、
「ひろしは、魚をくわえながら、逃げる、猫を、追いかけた」
の様に、読点を打ち過ぎてもテンポが悪くなるので注意が必要です。
4. 同じ言葉、同じ内容は不要 - 重複する内容は言い換える -
同じ内容や似た内容を書くと、くどくなるので読みたくなくなります。
単語であれば分かりやすいのですが、文章単位だと広い範囲に点在してしまう可能性があります。
「なぜなら、長文を書いていると気づかないうちに、少し前に書いた文章と同じ内容や似た内容を書いてくどくなってしまうことがあるためです」
こんな風に。
書き終わった後に必ず見返して、削るか別の言葉に置き換えることが大切です。
5. 句読点をしっかり打つ - 点と丸を意識して的確に -
文の区切りを意識して読点・句点を打つことが重要です。
特に、インターネットなどで文章を書く際には注意が必要です。
長棒「ー」や点線「・・・」の後にも忘れないようにしましょう。
適切な読点・句点はメリハリをつけ、読みやすい文章を作ってくれます。
6. 積極的に改行する - 数行以内に行を変える -
たとえ1行であっても、内容や趣旨の変わり目で改行をしましょう。
同じ内容でも、長くなるようなら区切りのいいところで行を改める事で、読みやすい文章を作ることができます。
改行は読み手の気分を微妙に切り替えてくれるので、集中力が高まり、文章の内容も伝わりやすくなります。
いかがでしょうか。普段文章を書いている時には無意識にできていることもありますが、
改めて文章で見るとハッと気付かされることばかりです。
他にもこの本の中には、すぐに使える技術や文章を書く上での心構えなどが書いてあります。
これから文章を書いてみようという人には、ピッタリの内容となっているので、ぜひ手に取ってみてください。
今回の文章も突っ込みどころが多いかとは思いますが、日々勉強しつつ書き続けますので、よろしくお願いします。